bP679 平成28年(2016年)12月5日 public relations-katsushika 広報かつしか 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話3695−1111 タイトル 堀切地区の災害に強いまちづくり 堀切地区は、荒川下流域に広がる海抜ゼロメートル地帯に位置し、老朽化した木造住宅が密集するなど、防災面において改善すべき課題があります。 区では防災性の向上をめざして、堀切地区まちづくり推進協議会と協働し、さまざまな取り組みを行っています。 タイトル 堀切を安心して住み続けられるまちにするために 堀切地区まちづくり推進協議会 岡田明夫会長  堀切地区では「まちづくり推進協議会」を設け、災害に強い安全なまちづくりの取り組みを進めています。  その中でも、京成本線荒川橋梁架替事業(下記参照)の促進は重要な課題であり、区との協働により長期間にわたって検討や要請活動を重ねてきました。  また、不燃化特区、密集事業、防災街区整備地区計画の策定についても、区とともに調査・研究を行いました。  堀切を安心して住み続けられるまちにするため、これからもこのような取り組みを続けていきます。 タイトル 不燃化特区(平成26年4月1日指定)※平成32年度まで  木造住宅密集地域を「燃え広がらない・燃えないまち」にするため、東京都が指定した特に改善を図るべき地区です。  不燃化特区では建て替えと除却に当たり、税制の優遇や耐震改修助成の拡充を行っています。 タイトル 密集事業(平成27年4月導入)  狭い道を幅6m以上に広げ、救急車などの緊急車両が通行できる主要生活道路を整備していきます。また、災害時に一時的に避難できる公園や広場も整備していきます。 タイトル 防災街区整備地区計画(平成28年3月15日決定)  建て替えの際に燃えにくい建物を地区内に増やしたり、防災道路を確保したりする他、震災発生時に倒壊する恐れのあるブロック塀を生け垣やフェンスなどに改善していくルールなどを定めています。 タイトル 治水対策の取り組み 京成本線荒川橋梁架替事業【国土交通省・京成電鉄株式会社】 京成本線荒川橋梁架替事業とは  荒川の増水による被害を防ぐために、堤防のかさ上げに支障となっている橋梁を、堤防より高い位置へ架け替える事業です。  高度経済成長期、地下水などの過剰なくみ上げにより、広域的に地盤沈下が生じました。地盤沈下により低くなってしまった堤防は、必要な高さまでかさ上げされましたが、京成本線荒川橋梁部は橋梁が支障となりかさ上げができないため、この付近の堤防は周辺の堤防に比べて低い状態にあります。 周辺堤防の高さ 京成本線荒川橋梁は 周辺堤防の高さから約3.7m低い 現在の橋梁の高さ かさ上げした堤防 地盤沈下 荒川 タイトル 事業の進捗状況  京成本線荒川橋梁架替事業は、国土交通省と京成電鉄鰍ニの共同事業により進められています。現在、工事着手に向けた詳細設計を実施しており、工事の施工手順や施工するために必要な用地の範囲などについても検討が行われています。 概略設計(平成18〜22年度) 環境影響評価(平成21〜25年度) 東京都環境影響評価条例に基づく環境への影響に関する予測・評価  詳細設計(平成26年度から) 説明会(平成28年11月30日) 堀切地区で事業進捗と今後のスケジュールの説明 現在 現地測量(平成28年12月から) 架替に必要となる鉄道用地および搬入路などの幅杭の設置 用地測量(平成29年4月から) 境界調査、土地権利者との立ち会い 用 地 取 得 工 事 着 手 問い合わせ 堀切地区のまちづくりに関すること ▼街づくり推進課 電話5654‐8391 京成本線荒川橋梁架替事業に関すること ▼国土交通省関東地方整備局荒川下流河川事務所 電話3902‐3220 ▼京成電鉄梶@電話047‐712‐7248 はなしょうぶコール 電話6758−2222 午前8時〜午後8時 年中無休 区ホームページ http://www.city.katsushika.lg.jp 区公式ツイッター @katsushika_city 区公式フェイスブックページ