bP688 平成29年(2017年) 3月5日 public relations-katsushika 広報かつしか 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話3695−1111 タイトル 地震発生時の火災から身を守ろう 震災時に火災による被害を最小限に防ぐためには、一人一人の日頃からの備えが重要です。【担当課】 防災課 電話5654‐8224 上空から見た葛飾区  葛飾区には木造住宅が密集した地域があり、地震による火災が発生すると大規模な延焼火災が起こる可能性があります。 首都直下地震による 葛飾区の被害想定 (平成24年4月東京都公表) 震源 東京湾北部    (マグニチュード7.3) 震度 6弱〜6強 時期・時間 冬の午後6時 ▽死者:500人(火災209人) ▽負傷者:5,515人(火災933人) ▽焼失棟数:11,114棟 タイトル まずは火災を起こさない! 出火原因で一番多いのは「電気」  大規模地震発生時には、広範囲にわたって火災が発生する危険があり、消防機関の火災対応が遅れる場合があります。そのため、まずは個人で火災を起こさないことが重要です。  阪神・淡路大震災や東日本大震災では、停電からの復旧直後に電化製品や破損した電気コードから出火する通電火災が多発しました。このような出火を防ぐには、避難時にブレーカーを落とすことが有効ですが、外出時に地震が発生することもあるため、地震を感知して自動でブレーカーを遮断する『感震ブレーカー』などをあらかじめ取り付けておくことが大切です。 【東日本大震災による火災原因】 電気関係(58件)54% その他(50件)46% 火災全111件のうち、原因が特定されたものが108件 ※日本火災学会誌「2011年東日本大震災 火災等調査報告書」より作成 (公財)市民防災研究所理事 坂口髟vさん 感震ブレーカーの種類 分電盤タイプ(内蔵型) 分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、ブレーカーが落ちて電気を遮断します 分電盤タイプ(後付型) 分電盤にセンサーを外付けするタイプです 簡易タイプ ばねの作動や重りの落下により、ブレーカーが落ちて電気を遮断します 感震ブレーカーの取り付けを支援します  区では感震ブレーカー(分電盤タイプ(後付型))およびその取り付け費用を補助します。 【対象】 区内総合危険度4以上の地域(地震による建物の倒壊や火災の危険性が高い地域)に在住で、世帯全員が次のいずれかに該当する世帯 ▽65歳以上の方 ▽身体障害者手帳1・2級をお持ちの方 ▽愛の手帳1・2度をお持ちの方  対象の地域など詳しくは、防災課(電話5654‐8224)までお問い合わせください。 タイトル 火災が起きたときには初期消火が重要です!  火災が発生した場合、被害を最小限度に食い止めるためには、迅速な初期消火が大切です。いざという時に備え、自宅に消火器を用意して使い方を理解しておきましょう。 注意! ●自分自身の安全を確保してから消火活動を行いましょう。 ●消火器の消火限界の目安は、炎が天井に到達するまでです。 ●危険を感じたら安全な場所に避難しましょう。 火災発生! ↓ 「火事だ!!」と大きな声で周囲に知らせ、消火器を準備する。 ↓ @安全ピンを抜く Aノズルを火元に向ける Bレバーを強く握る ↓ 火元に向けて放射! 複数の消火器を使用するとより効果的です。 ※119番通報も迅速に行いましょう。 街路消火器の設置  区では、区内の道路上など、約8,300カ所に街路消火器を設置しています。この消火器は火災発生時にはどなたでも使用できます。 防災訓練に参加しましょう  お住まいの地域の防災訓練の情報は、区ホームページ(トップ→くらしのガイド→防災・防犯→地域防災活動の紹介→防災訓練予定一覧)からご覧になれます。 タイトル 避難経路などを事前に家族で話し合おう ●避難場所とその経路 ●災害発生時の連絡方法 ●災害用伝言ダイヤル「171」 葛飾区総合アプリの 防災マニュアルも ご活用ください 上のQRコードからココシルをインストールし、葛飾区総合アプリを選択すると利用できます。