bP690 平成29年(2017年) 3月25日 public relations-katsushika 広報かつしか 毎月5日・15日・25日発行 発行/葛飾区 編集/広報課 〒124−8555 葛飾区立石5―13―1 電話3695−1111 タイトル 第3回かつしか文学賞 応募総数 124作品 受賞作品決定! 人情味あふれる「ふるさと葛飾」の魅力を多くの皆さんに知っていただくため、葛飾区を舞台に心の触れ合いを描いたオリジナル小説です。【担当課】 文化国際課 電話5670‐2259 大賞 広都悠里さん(大阪市在住)  葛飾は東京の中でも落ち着いた街、下町の人情がある街というイメージがありました。この作品はそんな葛飾を舞台に、主人公が失恋の悲しみから立ち直っていく様子を描いています。読んでくださった方に、元気になっていただけたら嬉しく思います。 天のこと 失恋を機に心機一転、葛飾に引っ越してきた明瑠の元に、突然現れた『天』と名乗る青年がこう告げる。「心が弱った者には邪気が寄ってくる」。不審がる明瑠をよそに、図々しくも用心棒を買って出た天。共に群がる邪気を追い払いながら、いつしか明瑠は前向きに生きることの大切さに気付いていく。そして、天が最後に残したものとは…。 優秀賞 葛飾弁当店の奮闘 酒本歩さん(東四つ木在住) 自身の不注意から両親を亡くしてしまった春平。罪の意識から自分を責め続けていたが、初めて就職した葛飾の弁当店には、同様につらい過去を持つ同僚たちがいた。共に努力を重ね、新規事業が軌道に乗り出した矢先、春平たちは大手企業から妨害工作を受けてしまう。彼らはこの苦難をどう乗り越えるのか。 風に守られ 橘葉子さん(柴又在住) 心無いマタハラにより職場を追われた綾。「風を感じる街だ」と、たどり着いた柴又で、綾はシングルマザーとして生きることを決意する。大抵のことは一人でできると肩肘を張っていた綾であったが、その心は柴又の情景と人々の何気ない優しさによって、徐々にほぐされていく。 続・葛飾区のあゆみの調査報告 そららさん(中野区在住) 四つ木の町工場の次男として生まれ育った伸次。成績優秀・スポーツ万能で少年時代は神童ともてはやされるも、努力を怠り今ではニートに。一獲千金を夢見てホストをめざす伸次であったが、小学校の同級生の智恵美との偶然の出会いが彼の運命を大きく変えることに…。 タイトル 舞台は葛飾。 心に響く小説が寄せられました。 第3回かつしか文学賞作品集を販売します  大賞・優秀賞の全4作品が収められています。 【販売開始日】 3月31日(金)から 【販売場所】 かつしかシンフォニーヒルズ(立石6‐33‐1)、かめありリリオホール(亀有3‐26‐1リリオ館8・9階)、区政情報コーナー(区役所3階304番)  第1回・第2回かつしか文学賞作品集も併せて販売しています。  この他、一部の区内書店で販売予定です。 【販売価格】 1冊1,000円 【その他】 4月中旬から、区内図書館で貸し出しもします。 大賞作品を舞台化します  平成29年度に区民を中心としたキャスト公募・オーディションを行い、平成30年7月(予定)に舞台公演を行います。  詳細は順次、広報かつしかなどでお知らせします。