タイトル フリーアナウンサー 吉田照美さん カツシカデシカで盛り上げたい プロフィール 吉田照美さん 昭和26年1月23日生まれ。立石出身。昭和49年、文化放送にアナウンサーとして入社。『セイ!ヤング』や『てるてるワイド』などの人気番組のパーソナリティーとして活躍。昭和60年、文化放送を退社してフリーアナウンサーとなり、現在はテレビなどでも活躍中。 葛飾の思い出  昨年から葛飾区の広報番組『カツシカデシカ』でナレーションをやらせていただいています。この番組、内山くんがいいキャラクターですよね。寅さんみたいな雰囲気があってうらやましいです。自分ながらいいコンビだなと思っているので、ぜひ永久に続く番組にしていただきたいなと(笑)  それと、いや〜時代は変わりますね。小学2年の1学期まで葛飾小学校に通っていたんですが、引っ越したこともあって、その頃見ていた立石や青戸の景色が60歳代まで一気に飛ぶので衝撃ですね。今日も葛飾区役所に来る途中に京成立石駅近くの神社の前を通ったんですけど、当時はそこに街頭テレビがあって、力道山のプロレスに黒山の人だかりができていました。当時はすごく大きな神社だと思っていたんだけど、今見ると意外にこぢんまりしていて懐かしく感じました。  また葛飾を離れても引っ越した先は小岩だったので、隣接する柴又ではよく遊んでいましたね。そういう意味ではずっと葛飾とご縁がありました。 子ども時代に聞いていたラジオ  世代的にテレビが家に無い環境の子ども時代で、家では、浪曲や相撲中継のラジオがよく流れていました。相撲が好きでよく聞いていたのですが、実況からどんな力士なのか想像していました。テレビだと一目瞭然なんですけどね。  でもすぐに分かってしまうテレビよりも、想像させるメディアって素晴らしいと思うんですよ。聞いている人の数だけ頭の中の映像は違ってくるし、想像しながら聞くってことは、そこに参加していることにもなりますしね。 アナウンサーになるきっかけ  実は内向的な性格を何とかしたくて、大学でアナウンス研究会に入ったんです。そのときはアナウンサーをめざしていたわけではなかったのですが、大学1年の夏の合宿で何もしゃべれず、大恥をかいてしまって。  そこで翌年は雪辱を晴らそうと、アナウンスの専門学校に通って本格的に勉強するようになりました。ただ、しゃべりっていうのは一朝一夕ではどうにもならないもので、深夜放送を聞いて研究したり、好きなアナウンサーの真似をしたりしていました。そのうちアナウンサーになりたいとか、ディスクジョッキーになりたいとか、当時としては大それた夢をひそかに持ち続けるようになっていったんですよね。 新年の抱負  昨年はカツシカデシカや寅さんサミットにも出させていただきました。葛飾って分かりやすく言うと柴又の『寅さん』だったり、亀有の『こち亀』だったり、人を楽しませることができるものがあふれている街だと思います。これからもそんな葛飾の魅力を発信するお手伝いができればなと思っています。  それといい歳になったので、一年一年を大切に過ごしていきたいですね。 タイトル カツシカデシカ 第4回は堀切 内山信二さんが区内を 巡る情報バラエティ! ナレーションは吉田照美さん 【放送開始日】 2月11日(日・祝)  区公式YouTubeチャンネル(右のQRコードから過去の放送もご覧になれます)とJ:COM(地デジ11ch)でご覧になれます。 タイトル 7人制ラグビー日本代表 加納遼大選手 ラグビーの楽しさを葛飾で学んだ プロフィール 加納遼大選手 平成4年5月10日生まれ。堀切出身。葛飾ラグビースクールでラグビーを始める。茨城県の常総学院高校で全国高校ラグビー大会出場。明治大学を卒業後、現在は明治安田生命ホーリーズ(ジャパンラグビートップイーストリーグディビジョン1)所属。7人制ラグビー日本代表。173cm/72s。 3歳から始めたラグビー  父がラグビー好きで、3歳のときに兄と一緒に葛飾ラグビースクールに入りました。正直言うと、入らされたと言った方が正しいですね(笑)。それでも、柴又のグラウンドに行くと、ラグビーって楽しいなといつも感じていました。他にも友達と一緒にラグビーをしたり、家に泊まりに行ったりした楽しい思い出がたくさんあります。 葛飾は今もあたたかい街  今でも堀切の実家には、たまに帰っています。子どもの頃と大きく街が変わったというイメージはなくて、あたたかい街だなと思いますね。街中が親戚みたいによくしてくれる街だと思います。よく公園や駄菓子屋に行って友達と遊んでいた思い出があります。僕は、そういったところで他の小学校の友達が増えたりしたので、今の子どもたちにも、同じような体験をたくさんしてほしいと思いますね。 7人制ラグビーを始めてみて  7人制ラグビーは、日本代表に選ばれたことをきっかけに本格的に始めました。  7人制では新しい発見が結構あって、さらにラグビーが楽しくなったなって思います。普段のトレーニングや鍛え方も全然違いますね。7人制のときは15人制よりも瞬発力が必要と考えているので、それに特化したトレーニングをやったりしています。 社業との両立と練習の工夫  平日は、仕事をしてから、午後5時以降に練習をしています。代表合宿などは、1時間30分前後の練習ですが、その後10分間の個人練習で、筋トレなど毎回毎回何をするかを決め、有効に使えるようにしています。  また、僕の勤める会社は、「人に一番やさしい生命保険会社」をめざしており、明治安田生命Jリーグをはじめスポーツの応援に熱心な会社です。それが僕のやりがいにもつながっています。 今年の目標  まずは一つずつ目の前のことを頑張って、7人制ラグビーワールドカップで日本代表に選ばれ、出場する機会を勝ち取りたいです。ベスト4以上はめざしたいですね。また、ラグビーボールは楕円形でどこに転がるか分かりませんが、『努力した人のところにボールは転がる』というラグビー界では有名な格言があり、僕もそうなるように努力します。もちろん明治安田生命のチームでも頑張ります! 子どもたちへ  スポーツでも勉強でも、やっていて楽しいなということを見つけてほしいです。勝ち負けにこだわることも大事だけど、まずは楽しんでほしい。楽しまないと勝負も本気になれないと思います。僕もラグビーを楽しんでいます! タイトル 7人制ラグビーとは  15人制と同じ大きさのフィールドでプレーする。人数が少ないため、肉体的な強さよりも瞬発力や持久力が必要とされている。また、15人制の試合は前後半各40分に対し、7人制は原則前後半各7分で行われる。夏季五輪正式種目。  なお、今年7月にワールドカップがサンフランシスコで行われ、日本は男女とも出場権を獲得している。