区長 現役時代、印象に残ったことがあればぜひ教えてください。 北澤 Jリーグが始まって、日本代表が世界と戦えるようになるためにという時代だったので、大きな変化を感じることはありましたね。国民の皆さんから応援してもらいながらやれるっていう素晴らしさを感じることができました。一方で勝たなければいけない試合で勝てなかったときは、サポーター全員からブーイングをされることもありました。日本国民全員がボクらにブーイングをぶつけてくる。スポーツでこんなに人の心が動くのかって、そのときは逆にすごい喜びがありましたね。ドーハの悲劇では4年間積み上げてきたものが、たった10秒でなくなってしまう経験もしました。スポーツの厳しさも同時に知りましたね。 今年はワールドカップロシア大会 北澤 やはりめざすのは、ワールドカップで優勝するというものがあると思います。今はその道のりの途中、というように考えるべきだと思います。ただ一方で現実的に、自分たちの立ち位置がどこにあるのかを見ていかないといけない。 区長 応援する側からすると、優勝してほしいと思うし、ベスト8やその上のベスト4を狙ってほしいなと思っちゃいますよね。 北澤 日本代表っていうのは、皆さんが納得できる結果を出さなくてはいけないという義務もあるのではないかと思います。やはり具体的にはグループリーグは突破しないと。そう簡単なことではないと思いますけどね。 区長 グループリーグを突破するっていうのも、大きなステップですからね。 北澤 ワールドカップロシア大会があって、さらに先にはまた日本で開催される可能性もあると思うので、継続していくことが必要だと思います。今、日本代表の試合に出場しているのは今の選手ですけど、見てる人たちはこれから出るかもしれないですから。ボクは少なからず出るつもりで見てました。特に子どもたちには出るつもりで見てほしいですね。 区長 自ら出て優勝するぞと。 北澤 俺だったらという目線で見てくれることが、日本のサッカーを強くし、優勝することにつながると思います。ボクは結果的に1998年のワールドカップフランス大会へはギリギリのところまでいきながらも監督に外されてしまって出場ができなくて。だけど、そのときサッカーを辞めるとは全く考えなくて。「もっとうまくなるしかないな」と思えたのは、子どものころからサッカーをやってきたからこそだと思うんですよ。今の子どもたちもこの先大きな壁にぶつかったときに、スポーツでいろいろ経験したことを思い起こすと、ポジティブな行動につながると思います。 区長 北澤さんのその考え方、私は大好きです。 北澤さんからみた葛飾 区長 ところで、昔の葛飾と今の葛飾、変わったりしていますか? 北澤 ボクが高校のころは、よく迷子になりましたね(笑)。でも、ここ最近で整備されてきて、自分の街が美しくなってきたことを感じる場面が多いと、住んでることに誇りを感じられるようになっていくのかなと。変わってきたことの寂しさもありますけど、時代として追いつかなければいけないこともあると思います。 区長 私はいつも協働って言ってるんですけど、区民の皆さんやいろんな団体、学校も行政も一緒になって、よい街をつくろうと思っています。 北澤 高齢の方がいたりすると、バリアフリーであるとかはすごく大事なことかなって。ただ、子どもたちがどう育っていくかを考えると、どちらかに片寄ってしまわないようにすることは非常に難しいじゃないですか。やっぱり幅広くしなければならないとは思いますね。 区長 そうですね。高齢社会への対応を進めていますが、子どもたちが元気に育つための対応策も進めています。みんなが安心して暮らせるような街にしていけるように頑張りたいと思います。 全ての人がサッカーを楽しめる環境を 北澤 みんなで安心して暮らせるということをスポーツでもやってもらいたいですね。世代的に今の子どもたちのお父さんお母さんがサッカー世代になっていると思うので、2世代はいけるんですけど、もう少し経つと3世代でサッカーを楽しむ構図が出来上がると思います。 区長 そうなったら、北澤さんもそのリーダーとしてやってほしいです。 北澤 もちろんです。高齢の方だけではなく、障がいのある方も含めてみんながいつまでもプレーできる環境が必要かなって。 区長 それすごく大事だと思います。障がいがあっても高齢になっても、みんながスポーツを楽しめる環境を整備していきたいです。 北澤 ボクは最近障がい者サッカーに関わっていますが、「何かあってもずっとサッカーをやっていけるな」と思えるようになりました。もし事故にあって足が不自由になったとしても、松葉づえでプレーするアンプティサッカーがあるとか、視力が落ちてもブラインドサッカーがあるとか。すべての人が生涯にわたってスポーツを楽しめる環境の大切さを皆さんに伝えていきたいと思います。 区長 そのために私も頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。 北澤 もちろんです。 新年の抱負&かつしかっ子たちへ 北澤 ボク自身今年50歳になりますが、今までやってきたこととは、ちょっと違うものにチャレンジしていきたい、チャレンジ精神はいつまでも持っていたいと思います。  子どもたちも夢や目標を持ってめざすものがあると思います。そのためには、周りの人の話はちゃんと聞くことが近道です。そして何か自分が前向きになれるものを持って頑張ってください! タイトル 対談などの模様を放送します J:COM東葛・葛飾 (地上デジタル放送11チャンネル) 北澤豪さん・青木克コ区長新春対談/ 吉田照美さんインタビュー 1月4日(木)・5日(金)午後9時から 1月6日(土)午後5時から 1月7日(日)午前11時から バッドボーイズが行く! かつしか新春 開運・招福 堀切めぐり 1月5日(金)午後9時30分から 1月6日(土)午後5時30分から 1月7日(日)午前11時30分から 1月8日(月・祝)午後10時30分から 1月9日(火)午後8時から 1月10日(水)午前11時から 1月11日(木)午後8時から 1月12日(金)午前11時から  視聴には事前の申し込みが必要です(有料)。詳しくは、J:COMカスタマーセンター(電話0120‐914‐000)へお問い合わせください。 かつしかFM(78.9MHz) 北澤豪さん・青木克コ区長新春対談 1月7日(日)午前9時から 1月11日(木)午後10時30分から 1月14日(日)午後11時から 吉田照美さんインタビュー 1月7日(日)午前10時から 1月11日(木)午後11時30分から 1月21日(日)午後11時15分から タイトル サイン色紙プレゼント(各3名様) ▲北澤豪さん ▲吉田照美さん ▲加納遼大さん ▲バッドボーイズさん 対象 区内在住・在勤・在学の方 申込方法 ハガキに希望の色紙(1つ)・住所(在勤の方は会社名と所在地、在学の方は学校名も)・氏名・年齢・電話番号を書いて、1月31日(水)(必着)まで(1人1枚・多数抽選)。 申し込み 〒124‐8555葛飾区役所広報課広報係  当選者の発表は色紙の発送をもって代えさせていただきます。 タイトル 葛飾の魅力満載の情報誌 3月発売予定! 表紙は 生駒里奈さん 乃木坂46 柴又と亀有を撮影で訪れたとき、下町のレトロな雰囲気や情緒を感じ、こんな街に家族で住みたいなと思いました。 葛飾に住んでいる皆さんも、葛飾の良さを再発見できる一冊になると思います 主なトピックス ●絶品三ツ星グルメ ●最新トピックス ●レトロ&フォトジェニック ●親子で行きたいスポット ●イベント情報 など盛りだくさん! 販売価格や販売書店など詳しくは、広報かつしかでお知らせします。