タイトル 新春対談  「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が今年で連載40周年を迎える、漫画家の秋本治さんをお迎えしました。 秋本治さん プロフィール 1952年12月11日生まれ。葛飾区亀有出身。亀青小学校、亀有中学校卒業。1976年から「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(以下こち亀)の連載をスタートし、2016年1月時点で単行本197巻を発行(累計発行部数1億5,000万部以上)。週刊少年ジャンプで初掲載から現在まで一度も休載をせずに連載を続けており、2015年には連載通算1,900回を突破。「こち亀」は日本を代表する少年漫画作品の一つである。 少年時代の遊び 区長 秋本先生と私は同じ亀有で育ち、学校も亀青小学校、亀有中学校で同じなんですよね。 秋本 区長が先輩ですね(笑) 区長 そうですね。先生が小学校に入学した時に私は5年生でした。 秋本 当時、僕の家の後ろが畑で中川の土手も近くにありました。よく畑を遊び場にして虫を捕まえたり、ボートで遊んだりしました。周りは結構自然が多かったですね。 区長 昔の亀有は田んぼがとても多くて、田園風景が広がっていました。今では考えられない感じでしたね。 秋本 小学校の門の入口に沼があって、朝学校に行ったときに割り箸にスルメを付けて置いておくと、ザリガニが2〜3匹かかっているなんてこともありました。僕らはザリガニのことを「マッカチン」と呼んでいたのですが、とにかく葛飾はマッカチンが多かったですね。 こち亀の原点 長期連載の秘訣 区長 お巡りさんは今もそうですけど偉い存在と思っていましたから。両さんはあんな調子なので、最初に読んだ時には非常に楽しい漫画だなと思いました。両さんの人柄や人物像が下町の状況に合っていて、人の結びつきが強く人情味があるところが人気の要因だと思います。ただ、最初の頃は不良警官って感じでしたよね(笑) 秋本 そうなんです。お巡りさんらしくない人を主人公にしようと思ったので(笑)。両さんの話は生活に密接した内容が多いので、なるべく身の回りのネタを使おうと思っています。下町の話や自分の子どもの頃の話、昔の東京の話を作品で描いたら、読者の皆さんから自然と反響がありました。日本中でみんながザリガニを捕っていたと思っていたのですが、実は僕の近所ぐらいだったことをそこで初めて知りました(笑)  みんなが知らないことを描くのが面白くて、毎回楽しく描かせていただいています。 区長 私は区の仕事に昭和42年から携わっていますが、「こち亀」のように長く続けるにはそれなりの思いが必要なのかなと思います。 秋本 僕は昭和51年からなので「こち亀」よりも区長さんの方が長くお仕事されていますね。連載が始まった時はどれだけ続くかも分からないですし、少年漫画は入れ替わりが激しい世界ですから、来年のことよりも来週の作品を面白く描こうと思っていました。やはり一歩一歩ですよね。気が付いて振り向いたらこれだけ描いていて、また来週面白いものを描こうという気持ちになります。その繰り返しですよね。 区長 私は日々の仕事の中で何とか区をよくしようとか、区民にとってどのようなことが課題なのかということをいつも考えながらやっています。やはり日々の積み重ねが長く続けるためには大事なことだと思います。長ければ良いというものではありませんけどね(笑) 下町・葛飾の魅力を全国に 区長 やはり下町の魅力というのは全国区だと思います。昨年の11月に寅さんサミットを開催しましたが、本当に地方からたくさんの方にお越しいただきました。2日間で約2万人ものお客様にお越しいただけたことで、やはり葛飾に魅力はあるのだなということをあらためて感じました。 秋本 作品には上野や浅草も出てくるのですが、その辺りはいろんなマスコミがよく取り上げています。逆に葛飾は自分がよく知っているので、まだ周りが知らない“葛飾”をもっと取り上げたいと思っています。 区長 同じ下町といっても、やはり浅草や上野などとは違いますよね。「こち亀」を通じて、葛飾の下町というものを日本中に広めていただいたことは本当にありがたいと思っています。 秋本 周りが知らない葛飾といえば、小学校の頃に入った金町の10円プールって今でもあるかな?と思って行くとあるんですよ。値上げされてますけどね(笑) 区長 ありましたね(笑) 秋本 そういうのが懐かしくて。子どもの頃、水戸街道をずっと歩いて金町まで行ってプールに入って、帰りも暑い中帰ってきた思い出もありますね。あと、葛飾は意外と川が多くて、僕も土手で遊んだ印象があります。昔は土手から富士山がよく見えましたし、夕焼けがきれいでした。日が落ちるまで土手で遊んだりもしました。寅さんに出てくるのも江戸川の土手ですし、「こち亀」だと中川や荒川もよく出ます。子どもたちが水辺で遊ぶことも、下町っぽい感じがありますよね。 区長 私も現場を大切にしていますが、やはり「こち亀」は秋本先生が現場をよく見て取材して、実情を踏まえて描いていることが、見る方にとって魅力に感じるのだと思います。 秋本 やはり取材は大事ですよね。街も変わっていないようでどんどん変わっているので、そういうのをリアルタイムで描けたらなと思います。今だとインターネットとかで簡単に調べられますけど、そうではなくて、自分で歩いて見て感じたことを描くのが逆に面白いのかなと思います。 葛飾の街の活性化に必要なこと 秋本 商店街が元気だと良いですよね。買い物でもスーパーで無言で買って、無言で帰るのは寂しいです。商店街に行けば「これ安いですよ!」とか、顔なじみになれば「まけましょうか?」みたいなやりとりができるのが楽しいです。 区長 商店街の活性化はとても大事なことだと思いますね。特に小さい商店街などは個人商店がたくさんあります。そういう場所はただ単に物を売るだけではなく、そこに交流があります。それがとても良いことだと思っていただける方も増えていると思います。亀有では特に「こち亀」を生かした取り組みを、地元の方に一生懸命やっていただいています。昨年の暮れ頃から両さんの像もライトアップしました。 秋本 実は僕の実家も元々は亀有の魚屋で商店街の一員だったんです。昔の商店街って、お祭りや年末のくじ引きをやっていたにぎやかなイメージがあるんですよ。そういったものが今もう一度よみがえってもらえれば良いなと思いますね。漫画の中だと描きたい放題で、両さんが自分のやりたいことをどんどん進めていってしまうのですが、実現不可能なシーンなどもヒントになってくれれば良いと思います(笑)。葛飾は比較的、商店街が元気なので、いろんなスーパーができても良いですけど、共存して商店街にも人が来るようになれば理想的ですね。 区長 本当にそう思います。あと葛飾では「花いっぱいのまちづくり活動」という取り組みをしていて、亀有の駅前でも地元の方が一生懸命、花を植えてくださっているんですよ。 秋本 それは良いですね。両さんにもたまには花を植えるようなこともやらせないとダメですね(笑) 今年の抱負 秋本 今年は引き続き作品を描くことも大切ですけど、新しいこと、今までにやったことのない作品などにチャレンジしていこうかなと思います。 区長 秋本先生の漫画をみんな本当に楽しみにしています。さらに「こち亀」を世界中に発信をしていただいて盛り上がるように、そして葛飾も元気になるようにしていきたいと思いますので今年もよろしくお願いします。 秋本 分かりました!頑張ります! 区長 秋本先生は本当にお元気ですから。今、葛飾では健康長寿を大きな目標にしているので、秋本先生にもできれば100歳まで描いてもらいたいなと思っています(笑) 秋本 いいですね、目標ですね。その時は「少年ジャンプ」ではなくて「大人ジャンプ」にしましょう(笑) 「こち亀」連載40周年を記念する2016年は、さまざまな企画が進行中です。 まずは、ラサール石井さんが主演・脚本・演出を務める舞台が秋に公演決定!ラサール石井さん演じる両津勘吉が舞台で活躍します! タイトル 休日応急診療 中学生以下の方が受診する際は、保護者の同伴をお願いします。 ◆医療機関などの案内 東京都医療機関案内サービスひまわり 電話5272‐0303 東京消防庁救急相談センター(24時間対応) 電話#7119または電話3212‐2323 本田消防署 電話3694‐0119/金町消防署 電話3607‐0119 ◆平日夜間診療所(小児科) 平日夜間こどもクリニック(立石5‐15‐12立石休日応急診療所) 電話3694‐9550 (受付時間)月〜金曜日 午後7時30分〜9時45分 ◆休日診療所(内科・小児科) 立石休日応急診療所(立石5‐15‐12葛飾区医師会館内)   電話3694‐9550 金町休日応急診療所(東金町1‐22‐1金町地区センター内)   電話3627‐0022 (受付時間)日曜日・祝日 午前10時〜11時30分、午後1時〜3時30分・5時〜9時30分      土曜日    午後5時〜9時30分 ◆休日当番医(診療時間)午前9時〜午後5時 1月10日 ひきふね整形外科クリニック 整、リハ 四つ木5‐11‐10 電話5698‐7030 遠武内科小児科医院 内、小 立石6‐34‐12 電話3693‐8821 まるやま耳鼻咽喉科クリニック 耳鼻咽 青戸5‐20‐12‐2F 電話3838‐3387 新小岩北口診療所 外、整、内、胃 西新小岩1‐8‐4 電話5670‐2826 高橋内科クリニック 内、循内、小 立石8‐1‐2‐2F 電話6657‐7081 茅野外科内科 内、外 西亀有2‐37‐3 電話3602‐0357 永寿堂医院 内、小 亀有3‐43‐5 電話3604‐2101 1月11日 黒木整形外科クリニック 整、リハ 細田4‐37‐16‐1F 電話3672‐9611 東金町内科クリニック 内、小、消 東金町7‐5‐8‐1F 電話5648‐5715 東立病院 内 立石6‐38‐13 電話3693‐1515 栗原医院 内、小、皮 新小岩2‐21‐21 電話5607‐1088 佐久間医院 耳鼻咽 東新小岩1‐7‐10 電話3694‐3811 加藤医院 内、皮 金町3‐20‐5 電話3607‐1238 茅野外科内科 内、外 西亀有2‐37‐3 電話3602‐0357 ◆休日歯科当番医(診療時間)午前9時〜午後4時 1月10日 根本歯科医院 柴又4‐15‐7 電話3658‐5100 高橋歯科医院 新小岩2‐10‐1‐2F 電話3674‐4188 1月11日 渡辺歯科医院 柴又6‐2‐15 電話3658‐5858 唐鎌歯科医院 新小岩3‐20‐4 電話3651‐6998 ◆休日当番接骨院(開院時間)午前9時〜午後5時 1月10日 萩原整骨院 立石1‐16‐3 電話3691‐6171 おぐら整骨院 新小岩1‐40‐11 電話3674‐8533 1月11日 ウオチ接骨院 東水元1‐11‐8 電話5660‐4080 たなか接骨院 四つ木4‐15‐3 電話3693‐5388 ◆休日対応薬局(開局時間)午前9時〜午後5時30分 1月10日 おおうら薬局第一支店 立石7‐6‐1 電話3694‐0435 フレンド薬局 西新小岩1‐8‐5 電話5670‐9311 スカイ薬局青戸店 立石6‐34‐13 電話5654‐6866 かめりあ薬局 立石8‐1‐2 電話6657‐6303 くるみ薬局 西亀有2‐24‐11 電話5680‐9180 1月11日 おおうら薬局第一支店 立石7‐6‐1 電話3694‐0435 薬局モリファーマシー東金町店 東金町7‐4‐3 電話5648‐5320 ポプラ調剤薬局 金町3‐20‐6 電話3600‐2338 秋山薬局第三支店 小菅2‐20‐13 電話3603‐0301 くるみ薬局 西亀有2‐24‐11 電話5680‐9180 タイトル 対談などの模様を放送します J:COM東葛・葛飾 (地上デジタル放送11チャンネル) 1月4日(月)〜10日(日) ●午後7時15分から 渡部香生子さん・青木克コ区長新春対談 ●午後7時30分から ムーディ勝山&ピスタチオが行く!年初めかつしかで健康  視聴には事前の申し込みが必要です(有料)。詳しくは、J:COMカスタマーセンター 電話0120‐914‐000へお問い合わせください。 かつしかFM(78.9MHz) 渡部香生子さん・青木克コ区長新春対談 1月7日(木) ●午前10時から 1月11日(月・祝) ●午後11時から 秋本治さん・青木克コ区長新春対談 1月6日(水) ●午前10時から 1月14日(木) ●午後11時から タイトル 各3名(計9名)様にプレゼント 渡部香生子さんのサイン色紙 両さんグッズ(貯金箱、ストラップ、絵馬) ※両さんグッズは、亀有地区の商店街でお買い求めいただけます。詳しくは、ゆうろーどサービスカウンター(電話5680‐8685)へお問い合わせください。 ムーディ勝山さん・ピスタチオさんのサイン色紙 【対象】 区内在住・在勤・在学の方 【申込方法】 ハガキに希望のプレゼント(1つ)・住所(在勤の方は会社名と所在地、在学の方は学校名も)・氏名(フリガナ)・年齢・電話番号・広報かつしかの感想を書いて、1月29日(金)(必着)まで(1人1枚・多数抽選)。 【申し込み・担当課】 〒124‐8555葛飾区役所広報課  当選者の発表はプレゼントの発送をもって代えさせていただきます。 タイトル 写真にかざすと動画が流れます  1面・4面のAR動画が付いている写真にスマートフォンなどのモバイル機器をかざすと、出演者の動画を見ることができます。  詳しくは区ホームページ(http://www.city.katsushika.lg.jp/information/kouho/1005537/1005548.html)をご覧ください。  下記QRコードからも区ホームページにアクセスできます。 【担当課】 広報課 電話5654‐8116