8面 区の手続きや催し物の問い合わせ、がん検診の申し込みは、はなしょうぶコール 電話6758−2222 午前8時〜午後8時 年中無休 ファクス6758−2223 電話番号の表記のない記事に関する問い合わせは、はなしょうぶコールへお問い合わせください。 葛飾区ホームページ http://www.city.katsushika.lg.jp タイトル 「かつしかっ子」宣言シンポジウムを開催しました  11月8日、東京理科大学葛飾キャンパスにおいて、第1回「かつしかっ子」宣言シンポジウムを開催しました。  「かつしかっ子」宣言とは、「かつしか教育プラン2014」(葛飾区教育振興基本計画)に基づき、区立の全幼稚園、小・中学校において進めている、日常生活の中で子どもが自ら実践する5項目の行動の規範です。  シンポジウムでは、代表5校による「かつしかっ子」宣言に係る取り組みの実践発表と、パネルディスカッションを行いました。  今後も「かつしかっ子」宣言を通じて、学校での意欲的な取り組みを保護者や地域の方々に知っていただき、地域全体で子どもたちを支えていきましょう。 【担当課】 指導室 電話5654−8471 タイトル 葛飾教師の授業スタンダード  区では、小・中学校の全ての教師が授業で取り入れていく指導方法を示した「葛飾教師の授業スタンダード」を、平成26年4月から実践しています。このスタンダードは、授業の中で児童・生徒にじっくりと考える時間を与え、主体的な活動をさせる指導法の指針として制定されました。  今後もスタンダードを活用して、児童・生徒のさらなる学力の向上をめざします。 葛飾教師の授業スタンダード 1 授業のはじめに、「ねらい・めあて」を板書して学習することを明確にする。 2 授業では、教師の発問をもとに児童・生徒がじっくりと考える時間を確保して、主体的な活動をする場を効果的に取り入れる。  A 既習事項を活かして課題に取り組む活動。  B 課題について調べたり、考えたり、書いたりする活動。  C 調べたり、考えたりしたことを、話し合い学び合う活動。  D 調べたり、考えたりしたことを発表し合う活動。  E 体験的な学習や作業的な学習をする活動。 3 授業の終わりに、学んだことを振り返らせ、板書等により整理する。 【担当課】 指導室 電話5654−8471 タイトル かつしかの暮らしと文化(169)  校歌に詠み込まれた地域の歴史  東京オリンピックの開催が決定し、戦後の東京への回顧が最近流行しています。皆さんの身近な所にも、当時の日本を感じ取れるものがあります。その一つは区内の小・中学校の校歌です。   近年、区では少子化による児童数の減少などにより、統廃合など学校を取り巻く環境が変化しています。   博物館のボランティア「葛飾探検団」では、区の近・現代を物語る資料として学校の歴史に注目し、区内小・中学校の沿革、学校名や校章の由来、校歌について調査を行いました。  戦後、区内では人口の増加とともに昭和20〜30年代に多くの学校が建てられ、校章や校歌が在校生によって受け継がれてきました。  調査により、区内の校歌には共通した単語が含まれていることが分かりました。例えば、荒川・中川・江戸川といった川に囲まれた区の環境的な特徴を背景に、学校の位置関係を示すものとして「川」が多くの歌詞に採用されています。  また、渋江小学校校歌の「(中略)いきおいに栄え にぎおう 葛飾の工業の地に(中略)」や、大道中学校校歌の「(中略)ふるさとの 社会を創る あの煙 機械の響き(中略)」など、産業に関わる歌詞も多く見られます。戦後の復興の象徴として産業の隆盛が求められていたことが、これらの歌詞の背景となっています。  昭和30年代の機械の音が響き、煙突が無数に建ち並んでいる葛飾の街の風景は、葛飾が発展していく証でした。しかし、街が発展する一方で高度経済成長によって公害問題が顕在化していきます。渋江小や大道中の校歌は、公害が社会問題化する前の時代の葛飾の社会情勢を映しているのです。  その他「平和」や葛飾の「自然」を賛美した歌詞も多く見出すことができます。  このように、区内の小・中学校の校歌には、校歌ができた時代を感じさせてくれるとともに、葛飾という地域を再確認させる単語がちりばめられています。  皆さんもご自身の出身校の校歌を振り返ってみると意外な発見があるかもしれません。(郷土と天文の博物館) タイトル 区役所本庁舎開庁 月〜金曜日/午前8時30分〜午後5時 延長・日曜開庁 水曜日/午後7時30分まで 第4日曜日/午前9時〜正午 戸籍・住民登録など一部の業務取り扱い。 詳しくは、はなしょうぶコールへ 電話6758−2222