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祝 第6回全国学校給食甲子園関東ブロック代表施設選出 ~東金町小学校~

更新日 平成23年12月8日

全国学校給食甲子園とは・・・

 学校給食について献立内容はもとより、郷土を代表する地場産物の活かし方を競いながら、食育を啓発することを目的とした大会です。
 平成23年度に開催された第6回給食甲子園には、全国から最多の2057校の応募があり、東金町小学校は惜しくも入賞を逃しましたが、ブロック代表24校のうちのひとつである関東ブロック代表施設に選ばれました。

東金町小学校の子安校長先生にお話を伺いました。

校長先生
地元の農家さんから小松菜の説明を受ける校長先生

Q: 東金町小学校の子どもたちの特徴についてお聞かせください。
A: 素直でとても活動的な子どもたちです。

Q: 東金町小学校にとって給食はどのような時間ですか?
A: 子どもたちの一番の(?)楽しみの時間です。

Q: 東金町小学校での食育の取組みについて教えてください。
A: 機会をとらえて栄養バランスの大切さや食材の名前などを栄養士が中心になって指導しています。

Q: 東金町小学校給食の一押しポイントを教えてください。
A: 地産地消を実施しているところやていねいな手作りというところがポイントです。

東金町小学校矢代栄養士にお話を伺いました。

栄養士
6年生と一緒に会食している矢代栄養士

Q: 関東ブロック代表施設選出おめでとうございます。今の気持ちをお聞かせください。
A: 葛飾区の全小中学校が地元の小松菜を使用し、各学校の特徴を生かした給食を提供して、郷土料理も伝承していこうという取り組みが高く評価されうれしく思います。

Q: 学校給食甲子園に応募したきっかけをお聞かせください。
A: 子安校長先生に後押ししていただき応募しました。

Q: このメニューにした理由をお聞かせください。
A: 地場産物を使用し、一昔前の葛飾区の風土、食文化を伝えられるものだと思ったからです。

Q: 最後に一言お願いします。
A: この献立を作成するまでに、たくさんの方々のご協力をいただきました。子どもたちには、温かい人がたくさんいる葛飾区で育ったことをいつまでも誇りに思ってほしいです。

 

東金町小学校へ小松菜を納めてくれている細谷農園さんにお話を伺いました。

細谷さん
6年生に小松菜の説明をする細谷さん

Q: 学校給食へ小松菜を納品することになったきっかけを教えてください。
A: 自分の子どもが小学校に通っていた当時、学校の栄養士さんに学校周辺に畑があるのに給食で使えないのは残念だと言われたことと、若者に冷凍の枝豆と畑で収穫したばかりの枝豆を食べ比べしてもらった時に冷凍のほうがおいしいと言われ子どものころから本物の味を伝えていきたいと思ったことがきっかけです。

Q: 1か月にどれくらいの量の小松菜を学校へ納品されていますか?
A: 小中学校合わせて17校に約700~800Kgの小松菜を納品しています。

細谷農園
ハウスの中の小松菜の様子です。

Q: どのような品種の小松菜を栽培されているのですか?
A: うちは学校用に小松菜を栽培しているので給食で使いやすい昔ながらの色が淡くて軸が太い小松菜を栽培しています。葉は大きいもので30センチほどに成長します。

Q: 小松菜をビニールハウスで栽培されているとのことですが利点を教えてください。
A: ビニールハウスで栽培する利点は、防虫効果が高いため少農薬で栽培することできます。また気温の調節をすることができるため、毎日異なる学校からの発注量に、小松菜の生育速度を変えることで対応しています。

※小松菜は夏場は3週間ほどで生育しますが、冬場は2か月ほどかかります。

関東ブロック代表施設に選ばれた献立

献立
関東ブロック代表施設に選ばれた献立

 


主 食   ・・・ 小松菜とさつまいもの
                ごはん
主 菜  ・・・  玉子焼き
副 菜  ・・・  みそ豆
 汁    ・・・   団子汁
デザート ・・・ 柿寒天

関東ブロック代表施設に選ばれた献立の紹介

主食
小松菜とさつまいものごはん&玉子焼き

 

地元産の小松菜を使用したさつまいもごはんと玉子焼きです。小松菜のほろ苦さとさつまいもの甘味が絶妙にマッチしたご飯です。
玉子焼きは、小松菜との色合いもよくシンプルな味わいです。

みそ豆
みそ豆

 

みそ豆とは、みそを作る途中の段階の、おいしく煮えた大豆のことです。昔はこの大豆にしょうゆ、ねぎ、辛子を入れたものを埼玉辺りから売りに来ていたとのことです。また地元農家でみそを作る際に食べることができる、子どもたちにとって年に一度のお楽しみのおやつだったそうです。素朴な甘味を感じることができ、甘いものが貴重だった時代にはまさに「特別なおやつ」だったそうです。
 

団子汁
団子汁

 

その昔、葛飾区は米どころでした。米を収穫したさいに出たくず米を細かく砕いたものと小麦粉を混ぜてよく練りそれで団子を作り、その時々で収穫された野菜を使った汁の中に入れて食べられていたのが団子汁です。
家庭によってみそ味だったりしょうゆ味だったり、使っている食材も様々だったそうです。
葛飾では「団子汁」と呼ばれていますが「すいとん」と同じような料理です。

柿寒天
柿寒天

 

 

子どもたちが大好きな寒天羹を旬の柿を使用して作りました。

東金町小学校の子どもたち

6年
みそ豆おいしいね♪

6年
団子汁おいしい!

1年
柿寒天いただきます

1年
おいしいお顔♪♪

1年
給食おいしいね^^

1年
おいしい~

6年
おかわりをかけてじゃんけんしてます

6年
今日も給食おいしいね~


 11月4日、東金町小学校で、全国学校給食甲子園の関東ブロック代表施設に選ばれた献立の給食が全校児童に提供されました。
 「さつまいもと小松菜のごはん」は、子どもたちの好きなメニューでもあったため、どの子もおいしそうに食べていました。 さつまいもの甘味、小松菜のほろ苦さ、そしてチリメンジャコのほのかな塩味がブレンドされて、とてもおいしく仕上がっていました。子どもたちのお皿も、あっという間に空っぽになる人気ぶりでした。
 「みそ豆」は初めて見る子がほとんどでした。始めは何だろう?おいしいのかな?とおそるおそる手をつけていた子どもたちでしたが、一口食べて、そのおいしさに笑顔がこぼれていました。昔の子どもにとって、年に一度味わう楽しみだったみそ豆。今の子どもたちは、給食でおいしく味わっているという姿に、いつの時代でも子どもにとってのおいしさは変わらないんだなあと感じました。
 「団子汁」は葛飾版のすいとん。団子の入った汁は給食でも何度か食べているため、どの子も躊躇することなくパクパクと食べていました。今回の団子汁は昔の素朴な味を再現しています。普段給食のすいとんの団子は、卵や牛乳が入っていますが、今回の団子は、中力粉に水と塩だけを混ぜて練って作られており、歯ごたえと小麦粉本来の味を味わうことができました。しょうゆ仕立ての汁の具は、地元産の小松菜をはじめ今が旬の野菜がふんだんに使われ、野菜本来の味を実感できました。
 「柿寒天」は、ほのかに柿の香りを感じることのできる、さっぱりとしたデザートに仕上がっていました。子どもたちの大好きな寒天羹だったので、どの子もおいしそうに食べていました。
  

関東ブロック代表施設に選出されて

賞状
表彰状を持つ子安校長先生(左)と矢代栄養士(右)

子安校長先生
 23区内で畑があり、その地域で栽培されたものを給食でいただくことができるという経験をしている子どもはそう多くはいないと思います。そんな中、給食で食べている小松菜は自分たちの学区内でできたものなんだということを子どもたちに言えるということをとてもうれしく感じています。
 今回のメニューは野菜本来の味を味わうことができる素朴な味でした。
 学校給食は家庭での食をリードしていくものになってきていると考えます。地産地消、昔から続く地域の料理の伝承、昔から食べられている料理等を給食に取り入れることで学校から家庭へという形が給食のこれからの在り方のように感じます。

矢代栄養士
 これからも安全で栄養価を満たしながら、子どもたちが「毎日の給食がおいしい」と幸せになれるような給食づくりをしていきたいと思います。
 先日行われた6年生への読み聞かせの時間、民話の中で納豆やみそ豆を売りに来る場面があり、子どもたちが「この間給食で食べたやつだ~」と気付いたそうです。給食は子どもたちの教育にいろいろなかかわりを持つことができるという可能性を感じました。
 東金町小学校の近辺は緑は残っているものの、実際に郷土料理に触れる機会はなかなかありません。葛飾区は地元を活性化していこうと考えていらっしゃる方がたくさんいらして、郷土料理を知る上でたくさんの方の協力も得られます。
 私は栄養士の役割のひとつとして、郷土料理を研究し子どもたちに伝えることを今後も課題として取り組んでいきます。子どもたちが地元の温かさを感じ、自分の育った環境を誇りに思うことを願っています。

関連リンク

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教育委員会学務課給食保健係
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電話:03-5654-8461 ファクス:03-3691-1329
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